キャッシュレス決済が主流となりつつある現代では、自分に合ったクレジットカードを選ぶのはとても重要です。
現在発行されているクレジットカードの種類は1,000種類以上。
ポイント還元率1.2%以上や年会費無料、最短即日発行などメリットが多いと感じたとしても、自分が使いやすくなければ意味がありません。
人気のあるクレジットカードの特徴を理解したうえで、自分に合うものを見つけていきましょう。
この記事でわかることは
- ライフスタイルでおすすめのクレジットカードは変わる
- ポイント還元率の高さと使えるポイントなのかが重要
- 付帯サービスでおすすめなのは不正利用された際の補償
- 各社違うリボ払い手数料を比較するより一括払いがおすすめ
- 1 JCBカードW|還元率や付帯サービス機能のバランス重視
- 2 三井住友カードナンバーレスカード|コンビニユーザーにおすすめ
- 3 楽天カード|楽天ユーザーにおすすめ
- 4 イオンカードセレクト|イオングループユーザーにおすすめ
- 5 Visa LINE Payクレジットカード|LINEヘビーユーザーにおすすめ
- 6 dカード|dポイントカードユーザーにおすすめ
- 7 リクルートカード|ホットペッパーやじゃらんユーザーにおすすめ
- 8 クレジットカード比較のポイント
- 9 付帯保険サービスの中で最もおすすめなのが「不正利用時の補償がある保険」
- 10 どうしても1枚に決まらない場合は、複数カードを使い分ける
- 11 各社手数料が違う「リボ払い」に注意!おすすめは一括払い
JCBカードW|還元率や付帯サービス機能のバランス重視
クレジットカード名称 | JCBカードW |
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申込条件 | 18歳以上39歳までの入会※上記期間に加入で40歳以降も継続可能 |
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1%(1ポイント3円) |
電子マネー | Apple Pay、Google Payなど |
ブランド | JCB |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険(2,000万円)、ショッピング保険(100万円) |
追加カード種類 | ETCカード、家族カード |
ポイントの種類 | Oki Dokiポイント |
申し込みから発行までの期間 | 最短3日 |
JCBカードWは、18歳以上39歳以下の人が発行可能で、若い世代に人気のあるweb申し込み限定のクレジットカードです。
ポイント還元率は1%で、他のJCBカードの2倍あるJCB屈指の高還元率カードです。
ポイント種類はOki Dokiポイントといい、1,000円(税込)につき2ポイントずつ貯まります。
貯まったポイントは食品や電化製品に交換できたり、1ポイント3円でカード支払代金などに使用できます。
特に、Amazonやスターバックスなど「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」登録店舗での利用がおすすめです。
Amazonでは1ポイント3.5円分、スターバックスでは1ポイント3円分の支払いに充てられます。
店舗名 | ポイント倍率 | 取得ポイント数 |
---|---|---|
Amazon | ポイント3倍 | 10,000円(税込み)=30ポイント |
セブンイレブン | ポイント3倍 | 10,000円(税込み)=30ポイント |
ウェルシア | ポイント2倍 | 10,000円(税込み)=20ポイント |
モスバーガー | ポイント2倍 | 10,000円(税込み)=20ポイント |
スターバックス | 最大ポイント10倍 | 10,000円(税込み)=100ポイント |
Oki Dokiポイントの詳細やJCB ORIGINAL SERIESパートナーのキャンペーンについてはこちらをご確認ください。
付帯保険やセキュリティーサービスあり
JCBカードWは年会費永年無料でありながら、海外旅行傷害保険とショッピングカード保険が付帯されています。
海外旅行傷害保険は海外での事故で死亡、または後遺障害になった場合最高2,000万円、事故でケガをしたり病気になった場合の治療費で最高100万円の補償などがあります。
ショッピングカード保険は、海外で購入した商品の損害額最大100万円までの補償などがあります。
JCBカードで旅行の交通チケットや旅行費を支払う、購入した商品によっては支払われない等の適用条件があるため、補償対象になるのかは事前の確認が必須です。
加えてセキュリティにも力を入れています。
24時間365日体制でクレジットカードの不正利用のチェックをしたり、万が一カードの不正利用があった際も届け出をすると60日前にさかのぼり損害額を補償してくれるというサービスがあります。
JCBカードWの詳細についてはこちらをご確認ください。
三井住友カードナンバーレスカード|コンビニユーザーにおすすめ
クレジットカード名称 | 三井住友カードナンバーレス |
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申込条件 | 18歳以上(高校生以外) |
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 0.5% |
条件別還元率 | 最大5% |
電子マネー | iD、Apple Pay、Google Pay、WAON、Visaのタッチ決済、マスターカードコンタクトレスなど |
ブランド | Visa、マスター |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険(2,000万円) |
追加カード種類 | 家族カード、ETCカード |
ポイントの種類 | Vポイント |
申し込みから発行までの期間 | 最短3日(カード番号のみは最短当日) |
三井住友カードナンバーレスカードは、通常ポイント還元率0.5%(200円=1ポイント)はクレジットカード還元率の平均的ですが、全国のセブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドで買い物をすると、ポイント還元率が2.5%(200円=5ポイント)になります。
さらにタッチ決済を利用した場合は、ポイント還元率が2.5%プラスされるので、5%(200円=10ポイント)の還元率になります。
例えば、コンビニやマクドナルドで500円分の買い物をタッチ決済で1ヵ月20日間した場合、1年で6,000ポイントも貯まります。
(500円=25ポイントなので25ポイント×20日間×12ヵ月=6,000ポイント)
定期的にマクドナルドやコンビニを利用する人にはおすすめです。
貯まったVポイントは、1ポイント1円でカード支払いに充てる、景品と交換する、ネットショッピングやコンビニで利用できます。
以前は、1ポイント1円でiD支払いに利用するか、1ポイント0.6円でカード支払いに充てるかの2種類だったので、2021年3月に上記内容に改良されてさらに使いやすくなりました。
ただし、クレジットカードの支払い用にキャッシュバックしたポイントは、残高の有効期間は3ヵ月です。
詳しくは、三井住友ナンバーレスカード公式サイトのVポイントとはをご確認ください。
キャッシュレス時代に強いセキュリティ力とスピード感
三井住友カードナンバーレスカードの特徴のひとつは、クレジットカード自体にはカード番号や有効期限などの情報が印字されておらず、アプリで管理するシステムです。
買い物の際盗み見される心配はなく、カードを紛失した際の安心感も違います。
また、郵送でクレジットカードの到着を待たずに最短5分でカード番号を発行できるので、当日にネットショッピングやスマホ決済での買い物ができるのも魅力です。
アプリの機能として、三井住友銀行やプリペイド情報と連携できたり、家計簿機能やスマホ通知機能がついていたりなど、タイムリーに収支をまとめて管理できるようになっています。
詳しくは三井住友ナンバーレスカード公式サイトをご確認ください。
楽天カード|楽天ユーザーにおすすめ
クレジットカード名称 | 楽天カード |
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申込条件 | 18歳以上 |
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1% |
電子マネー | Apple Pay、Google Pay、QuickPay、楽天Edy、Visaタッチ決済 |
ブランド | JCB、Visa、mastercard、AMERICAN EXPRESS |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険(2,000万円)、カード盗難保険 |
追加カード種類 | 家族カード、ETCカード |
ポイントの種類 | 楽天ポイント |
申し込みから発行までの期間 | 最短3日 |
楽天カードの通常ポイント還元率は1%(200円=2ポイント)と、それほど還元率が高くはありませんが、「R SPU!」というサービスの利用によって、楽天市場の買い物であれば最大ポイント倍率が15.5倍になります。
「R SPU!」のサービスは楽天会員、楽天モバイル、楽天ひかり(電気)、楽天証券、楽天ビューティーなど様々。
気に入ったサービスを利用することでポイント倍率が加算されていきます。
例えば、以下の簡単な初期設定でもポイント倍率は4.5倍になります。
- 楽天銀行を開設(ポイント1倍)
- 楽天市場の会員になる(ポイント1倍)
- 楽天銀行を開設(ポイント1倍)
- 楽天カードを発行(ポイント2倍)
- 楽天アプリをダウンロード(ポイント0.5倍)
ポイント4.5倍の場合、10,000円の買い物をすると450円のポイントが貯まります。
さらに1店舗1,000円以上の買い物をすると最大ポイント10倍になる「お買い物マラソン」があったり、タイムセールやキャンペーン開催も多いので高額な買い物はポイント倍率の高いタイミングを狙うのがおすすめです。
詳しくは、楽天カード公式サイトをご確認ください。
投資にチャレンジしたい人にも楽天カードがおすすめ
楽天証券の口座開設をして利用できる楽天証券や積み立てNISAなどは、貯まった楽天ポイントを使っての運用も可能です。
ポイント投資であれば投資初心者も手軽にスタートできます。
また、投資額100円からスタートできるものもあったり、積み立て金額の変更や停止などWeb上で簡単に設定できたりと運用のしやすさも魅力。
つみたてNISAの運用益は非課税なので、節税対策にもなります。
積み立て100円につき1ポイントずつ貯まるので、ポイントを貯めながら資産運用ができます。
ちなみに、口座開設手数料や売買手数料は無料です。
詳しくは楽天証券公式サイトをご確認ください。
イオンカードセレクト|イオングループユーザーにおすすめ
クレジットカード名称 | イオンカードセレクト |
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申込条件 | 18歳以上(高校生以外) |
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1% |
電子マネー | Apple Pay、WAON、イオンiD、Visaタッチ決済、mastercardコンタクトレス、JCBコンタクトレス |
ブランド | JCB、Visa、mastercard |
付帯保険 | ショッピングセーフティ保険(年間50万円)、クレジットカード盗難補償 |
追加カード種類 | 家族カード、ETCカード、WAONカードプラス、プラスEXカード |
ポイントの種類 | ときめきポイント |
申し込みから発行までの期間 | 最短5分(届出印、本人確認書類不要) |
イオングループが展開するイオンカードセレクトのポイントは、ときめきポイントといます。
イオン系列のポイント制度「ときめきポイント」「WAONポイント」「WAON POINT」の3種類の中で一番還元率が高くて使い勝手が良いのがときめきポイントです。
全国のイオンやイオンモール、イオンタウン、ダイエー、マックスバリュなどのイオン系列店舗で買い物をすると、ポイント還元率は通常1%の2倍(200円=2ポイント)になります。
毎月5のつく日の「わくわくデー」はポイント還元率2倍、毎月20日・30日は買い物金額から5%OFFに。
55歳以上の人は毎月15日も買い物金額から5%OFFになります。
さらに毎月10日は、イオン系列店以外でもポイント還元率が2倍になります。
詳しくは、イオンカードセレクト公式サイトをご確認ください。
また、「イオンカードポイントモール」経由で楽天市場やYahoo!ショッピングなど、オンラインサイトでの買い物もポイント還元率が2倍になるので、とてもおすすめです。
また、サイト内のパズルやアクション、クイズなどのゲームで抽選券を集められます。
抽選券はポイントに交換できたり、1日1回チャレンジできるガチャでは最大200ポイントがもらえたりと、ゲーム感覚でポイントを貯められます。
詳しくは、イオンカードポイントモール公式サイトをご確認ください。
圧倒的にかわいいカードデザイン
カードデザインの種類が53種類と、レパートリーの多さもイオンカードセレクトの特徴のひとつです。
シンプルなデザインのカードだけでなく、ミニオンやトイストーリー、リラックマ、ミッキーマウスなど、クレジットカードを使うたびに楽しくなるようなデザインが豊富です。
キャッシュレス決済がメインになると、クレジットカードを使う機会も増えるので、お気に入りのデザインを探してみましょう。
Visa LINE Payクレジットカード|LINEヘビーユーザーにおすすめ
クレジットカード名称 | Visa LINE Payクレジットカード |
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申込条件 | 18歳以上(高校生以外) |
年会費 | 1,375円(税込)※初年度無料 |
ポイント還元率 | 2% |
電子マネー | LINE Pay、Apple Pay、Google Pay、Visaタッチ決済 |
ブランド | Visa |
付帯保険 | ショッピングセーフティ保険(年間50万円)、クレジットカード盗難補償 |
追加カード種類 | 家族カード、ETCカード |
ポイントの種類 | LINEポイント |
申し込みから発行までの期間 | 最短5分(届出印、本人確認書類不要) |
Visa LINE Payクレジットカードは以前までポイント還元率1%でしたが、2021年5月1日よりポイント還元率2%に変更になり、2022年4月30日まで適用予定です。
貯まったLINEポイントは、1ポイント=1円として全国のLINEPay加盟店やLINEスタンプやLINE漫画などのLINEサービスで利用できます。
また年会費は初年度無料、さらに次年度以降は1回以上クレジットカードの使用で無料になります。
さらに、ETCカードは通常会員費が550円(税込)かかりますが、利用をすると次年度も無料で利用できたり、家族カードが1人目は無料で作れたりします。
高還元率で付帯カードサービスが充実しているため年会費がかかるクレジットカードもありますが、Visa LINE Payクレジットカードはランニングコストも今のところかからないので高機能クレジットカードと言えます。
詳しくは、Visa LINE Payクレジットカード公式サイトをご確認ください。
申し込みから管理までLINEで完結
申し込み用のQRコードを読み込むか、LINEアプリを起動し「ウォレット」から手軽にクレジットカードの申し込みができます。
LINEに慣れていてWeb申込も煩わしいと感じる方にはぴったりのシステムです。
また、クレジットカードを利用した際に瞬時にLINEウォレットの公式アカウントから通知がきます。
メインの連絡ツールとしてLINEを利用の場合、常に利用状況が確認できるのでクレジットカードの使いすぎの防止や、いち早い不正利用停止にも役立ちます。
dカード|dポイントカードユーザーにおすすめ
クレジットカード名称 |
dカード |
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申込条件 |
18歳以上(高校生以外) |
年会費 |
永年無料 |
ポイント還元率 |
1% |
電子マネー |
Apple Pay、iDなど |
ブランド |
Visa、mastercard |
付帯保険 |
ケータイ補償(購入後最大1年)、お買い物あんしん保険(年間100万円)、カードの紛失・盗難の補償、VJデスク(旅のサポート)、海外緊急サービス、海外旅行保険・国内旅行保険(29歳以下)、海外レンタカー |
追加カード種類 |
家族カード、ETCカード |
ポイントの種類 |
dポイント |
申し込みから発行までの期間 |
最短5日前後~ |
dカードは、通常利用のポイント還元率1%(200円=2ポイント)の一般的なクレジットカードですが、dカード特約店やdカード加盟店で利用すれば基本ポイント還元率が2%になります。
中にはポイント還元率が最大5%(200円=10ポイント)になる店舗もあったり、家電製品を販売しているノジマなどポイント還元+3%割引と購入額が安くなるお店もあります。
ENEOSでんきやENEOS都市ガスなど公共料金の支払いでポイント還元率が1.5%にアップするのも特徴です。
また、スターバックスやドトールなどでは、各店で提供しているリペイドカードにチャージするだけでポイント還元率が4%(200円=8ポイント)になりカフェをよく利用する人にもおすすめ。
「dカードポイントUPモール」というサイトを経由してお買い物をすれば、現時点ではポイント還元率が1.5~10.5%になるのでネットショッピングでもお得な買い物ができます。
詳しくは、dカード公式サイトをご確認ください。
ECサイト名 | ポイント還元率 |
---|---|
Amazon | 1~5%(200円=2~10ポイント) |
楽天市場 | 1.5%(200円=3ポイント) |
ヤフーショッピング | 1.5%(200円=3ポイント) |
ユニクロ | 1.5%(200円=3ポイント) |
ふるさと納税 | 2.5%(200円=5ポイント) |
セキュリティーや付帯サービスが豊富
dカードは、年会費無料の一般カードであっても付帯サービスがとても充実しています。
もし紛失や盗難によってクレジットカードが不正利用された場合、届け出日から90日をさかのぼり損害額をカード会社に負担してもらえます。
また、購入商品について盗難や破損などの被害額を年間最大100万円まで、携帯電話の紛失や故障した場合の補償が年間最大1万円まであります。
さらに、セキュリティーも万全で365日24時間業界最高水準のクレジットカードの不正利用チェックをしています。
不正利用の可能性が判明した場合は直ちに利用者に連絡が入り、今後の対策の提案等を行ってくれるシステムです。
詳しくは、dカードとはをご確認ください。
リクルートカード|ホットペッパーやじゃらんユーザーにおすすめ
クレジットカード名称 | リクルートカード |
---|---|
申込条件 | 18歳以上(高校生以外) |
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1.2% |
電子マネー | Apple Pay、Google Pay、モバイルSuica、楽天Edyなど |
ブランド | Visa、mastercard、JCB |
付帯保険 | 旅行損害保険(国内最高1,000万円/海外最高2,000万円)、ショッピング保険(年間200万円) |
追加カード種類 | 家族カード、ETCカード |
ポイントの種類 | リクルートポイント |
申し込みから発行までの期間 | 最短5分(届出印、本人確認書類不要) |
リクルートカードの通常のポイント還元率は1.2%(500円=6ポイント)と比較的高還元率です。
ホットペッパービューティーやじゃらんで利用すると、ポイント還元率は3.2%(500円=16ポイント)、ポンパレモールで利用するとポイント還元率は4.2%(500円=21ポイント)です。
サービス名 | ポイント還元率 | ポイント数 |
---|---|---|
ホットペッパービューティー | ポイント還元率3.2% | 500円=16ポイント |
じゃらん | ポイント還元率3.2% | 500円=16ポイント |
ポンパレモール | ポイント還元率4.2% | 500円=21ポイント |
例えば月1で2万円のホットペッパービューティーの美容院やリラクゼーションを利用した場合、1年間で7,648ポイント貯まります。
(2万円=640ポイントなので、640ポイント×12ヵ月=7,648ポイント)
また、じゃらんのポイント還元率は3.2%ですが、ポイント還元率最大10%の旅行プランもあります。
さらに還元率も高く年会費も無料でありながら、国内旅行傷害保険が付帯されているのも特徴です。
海外旅行傷害保険が付帯されている年会費無料のクレジットカードは多々ありますが、国内旅行まで補償されているクレジットカードは稀です。
一回の利用である程度の金額がいくサービスのホットペッパーやじゃらんを定期的に利用する方はリクルートカードがおすすめです。
詳しくは、リクルートカード公式サイトをご確認ください。
Pontaポイントやdポイントに交換可能で使いやすい
リクルートポイントはローソンやゲオなど全国22万店で利用できるPontaポイントや全国約8万店舗で使えるdポイントと交換できます。
どちらも交換手数料はかからず、1ポイント=1ポイントで交換できます。
もともとリクルートポイント自体の応用力が高く、Gポイント、ネットマイル、Pex、ベネポ、ドットマネーが交換手数料無料でリクルートポイントに交換可能です。
詳しくは、リクルートカード公式サイトのポイントを貯めるをご確認ください。
クレジットカード比較のポイント
還元率の高さやポイントの使い勝手の良さ、付帯サービスの充実などを比較し、自分に合ったクレジットカードが選べばよいのですが、どのクレジットカードも高機能となっており、いまひとつどのカードも決定打がないと感じる方も多いはずです。
そんな方にもおすすめの、押さえておくべき比較のポイントをお伝えします。
付帯保険サービスの中で最もおすすめなのが「不正利用時の補償がある保険」
しかし、最もおすすめなのはクレジットカードを紛失したり、オンラインショッピングで不正利用された際の「クレジットカード盗難保険」や「クレジットカード不正利用保険」です。
ネットの普及により、情報漏洩やフィッシング詐欺などでクレジットカードが悪用されるケースも増えています。
犯人が捕まり返金してもらえる可能性は低く、被害額がいくらになるかもわからないため、不正利用での被害額が全額補償されるのは心強い保険と言えます。
逆に、海外旅行保険は「最高1,000万円~2,000万円の補償」と、一見手厚く感じるものの、全く足りないケースも。
クレジットカード付帯保険のうち、海外旅行保険を推す広告や記事はよく目にします。
クレジットカード名 | 旅行保険基本内容 | 最大補償金額 |
---|---|---|
JCBカードW | 海外旅行保険 | 2,000万円(死亡・高度障害) |
三井住友銀行ナンバーレスカード | 海外旅行保険 | 2,000万円(死亡・高度障害) |
楽天カード | 海外旅行保険 | 2,000万円(死亡・高度障害) |
イオンカードセレクト | なし | なし |
Visa LINE Pay | なし | なし |
dカード | 海外旅行保険、国内旅行保険(29歳以下のみ) | 海外の場合2,000万円、国内の場合1,000万円(ともに死亡・高度障害) |
リクルートカード | 海外旅行保険、国内旅行保険 | 海外の場合2,000万円、国内の場合1,000万円(ともに死亡・高度障害) |
例えば、JTBの海外旅行保険事故データによると、アメリカで肺炎・結核などの合併症で入院した際の治療費は9,335万円。
また、アメリカでくも膜下出血と診断され、手術・入院した際の治療費4,661万円を請求された事例も。
万が一亡くなった場合は搬送費や家族の渡航費などが加算され、さらに高額な費用がかかることが予想されます。
特に米国圏での治療費等は高額になるケースが多いので、海外旅行の際はクレジットカード付帯の保険を過信せず目的地や滞在期間などを加味して、民間の海外旅行保険に加入するのがおすすめです。
参照元:JTBグループ|2019年度 海外旅行保険事故データ
どうしても1枚に決まらない場合は、複数カードを使い分ける
ポイントを効率よく貯めるのには、クレジットカードを分散させない方が良いとは思いますが、決めきれない場合は複数枚のカードを所有するというのもひとつの手です。
クレジットカードを複数枚所有することによって「このカードのポイントを貯めたい」という思いから無駄な買い物をしたり、ポイントに釣られて最も高額なショップで買ってしまったり、などを避ける効果もあります。
一方で、短期間で複数のクレジットカードを申込むのは要注意が必要です。
同時に何社もクレジットカードを申込んだ場合、支払い延滞や多重債務がなくとも「多重申し込み」として信用情報機関で弾かれてしまう可能性があります。
日本には、「銀行系」「ネットショッピング&クレジットカード系」「消費者金融系」で管理されている信用情報をもとにクレジットカードを発行しても良いか、返済能力があるかなどを総合的に審査されています。
同時に何枚もクレジットカードを申込むということは、資金繰りに困っているのでは…と判断されかねず、信用されづらくなります。
少なくとも1ヶ月~3ヶ月程度、期間をあけてクレジットカードの申込みをするのがおすすめです。
各社手数料が違う「リボ払い」に注意!おすすめは一括払い
クレジットカードの便利な機能としてよく聞く「リボ払い」。
正式名称はリボルビング払いといい、あらかじめ設定した金額を毎月支払うシステムです。
毎月の設定金額以上の支払いがあった月は自動的に翌月の支払いに繰り越されます。
月々の支払いを分割していく点でリボ払いも分割払いも似ていますが、購入時に分割回数が決まる分割払いと、設定金額に応じて支払い回数が決まるリボ払いでは明確な違いがあります。
金利手数料についても、二回払いまでは手数料が無料の分割払いに対し、リボ払いの方が金利が高い傾向にあります。
種類 | リボ払い | 分割払い |
---|---|---|
支払い回数 | 支払い残高に応じて決まる | 購入時に決める |
月々の支払額 | 自分で設定 | 分割回数に応じて決まる |
金利(手数料) | 15%~18%※三回払い以降 | 12%~15% |
リボ払いや分割払いは、手数料がクレジットカード会社によって手数料に差がありますが、そもそもカードローンより金利が高い場合もあるので、基本は一括払いがおすすめです。
また、各社の手数料を比較して安いところを選んだとしても、残高によって支払額や手数料が変わるため、思った以上に使いすぎてしまうこともあります。
その結果、当初の想定と大きくかけ離れた金額になって困ったというケースも少なくありません。
リボ払いや分割払いは使い過ぎてしまった月でも慌てることなく、支払いを管理できるとても便利な機能ではありますが、利用する際は計画的に使いましょう。